はじめての電子工作

こんにちは。つくるん♪です。
 
6/23(日)の活動は「おもちゃドクターによる電子工作」ということで、FMラジオを作りました。
県西おもちゃ病院の院長田中さんをはじめ、3名のおもちゃドクターさんが指導に来てくれました!
 
 
田中ドクターによるFM/AMラジオの講義からスタート。

いつもとちがって、みんな静かに聞いています!(@@)
FM?AM?ヘルツ?周波数?波形?
小学生には理解が追いつかなかったかもしれませんが、
何か一つ。キーワードだけでも残ってくれればいい。
いつか、学校で電波について学ぶときが来たとき
「そういえば昔、つくるんで電子工作やったときに聞いた話だな」って思い出してくれればいい。
今回の電子工作はそんな未来のための「きっかけづくり」でもあるのです。


今回制作するFMラジオはこちら。

部品の写真を撮り忘れましたが、ある程度までは仕込んできてくれています。
作業としては、配線をしてハンダづけして、部品を差し込み、電源をつなぐと完成。というものでした。
音は、イヤホンで聞きます。

 
ということで、まずは配線から。

穴の開いている基板に、導線の先端を決められた位置に差し込んでいきます。
これがまた細かい作業で。。。(^_^;
ピンセットがあったのですが、使い慣れてないからうまく穴に入れられない!
だからといって、手で同じことをしようとすると、ぶれたり、他の配線が邪魔して入れづらかったり。。。
私もサポートしましたが、やっているうちに目がチカチカしてきちゃいます(^_^;;


おもちゃドクターに丁寧に教えてもらいながら、いい雰囲気でできました。



↑配線の確認をしているところ。


順調に作業が進んで、さ、できあがりかな?と思ったところで
おっと!トラブル発生。
いざ、スイッチをオン!してみたら。
電源が入らない!!


おもちゃドクター、早速テスターを取り出して原因箇所をひとつひとつ調べてゆきます。

調べるのにちょっと時間がかかりますが、
原因を突き止めると
「これだ!」
と思わず声が出てしまう(^^)そのスッキリ感が伝わってきました。

動かない原因で多かったのが「配線ミス」
場所を1か所間違っただけで動きません。
電子工作はシビアなんです。
そんな調査を1つだけでなく、3つも4つもやってくださり、先生方も大変だったのではないかと思います(^_^;
ありがとうございました。


最後に子どもたちに感想を聞いたら、
「線をつなぐところが難しかったけど、楽しかった」
という回答ばかりでした。
自分で作ったものが動く、聞こえるというのは、嬉しい→楽しいことなのですね。
今までは、音楽を聴くとしたら、お母さんの車の中のFMとか、テレビやスマホだったと思いますが
ラジオというツールがひとつ増えましたね(^^)
子どもたち、難しい配線も根気よくできたし、最後まであきらめず頑張りました!!



田中さんはじめ、おもちゃドクターのみなさん、子どもたちにあたたかく指導してくださいました。
色々とお世話になりありがとうございました。
ちなみに、「県西おもちゃ病院」についてですが、
毎月第二土曜日10:00~15:00
県西生涯学習センターにて開催されています。
修理費は材料費のみのボランティア活動です。
おうちにある壊れた電子おもちゃがあったら、おもちゃ病院で治してもらっちゃいましょう。
・・・そういえば、下妻にも「下妻おもちゃ病院」があります。活動日は・・・市報やお知らせ版をチェックしてみてください。


次回は、7/14 「アクリル絵の具の使い方講座」です。
使い方を教わったら、アクリル絵の具で傘にお絵かきしますよ~。
お楽しみに♪